井の頭歯科

GWですね!

2012年4月27日 (金) 09:41

井の頭歯科は暦どおり、休日はお休み致しますが、5月1日と2日は平常どおり診療致します。

また、5月6日GW最終日は休日応急診療の担当ですので、朝9時から12時までと、午後1時から5時までの時間診療致します。

普段定期健診を受けられている方はそんなに突発的な痛みや噛め無いということはないとは思いますが、急な痛みが出てしまうことも皆無ではありませんよね。そんな時は休日応急診療の先生を頼ってみてくださいませ。GW期間中の休日応急診療担当の先生方の診療室の電話番号をアップさせて頂きます。

4月29日     小山歯科医院     0422-47-9191

4月30日     さくま歯科        0422-20-8447

5月3日      澤田歯科医院      0422-52-0193

5月4日     清水(準)歯科医院   0422-55-2171

5月5日     清水(道)歯科      0422-43-4764

5月6日     井の頭歯科        0422-21-6300

となっております。よろしくお願い致します。

「罪悪」を読みました

2012年4月24日 (火) 08:58

フェルディナント・フォン・シーラッハ著     酒寄 進一訳     東京創元社

前作「犯罪」(の感想はこちらhttp://www.inokashira-dental.jp/blog/?m=20111227)があまりに衝撃的だったので、その続編である本書「罪悪」購入しました。全く同じ作りのドイツの弁護士から見た事件を非常にドライな文体で渇いた表現で見せる連作短編集です。

今回はその文章もさることながら、よりテーマやモチーフにも、鋭い部分が多くなってきていると感じました。がその辺の違い(もしかすると成長なのかもしれませんけれど)を受け手である読者がどう感じるかで評価が分かれるかもしれません。上手くなっているとは思うものの、私個人は残念ながら「こなれた」という印象や、処女作の衝撃度が大きすぎて、ややインパクトに欠けたと感じました。

私が好きな短編は、作者にとっての出発点となりし事件を扱いしかも『空気』の支配を見せる「ふるさと祭り」、科学の発達で起こった悲劇とは簡単に言えない「遺伝子」、偶然というか伝承というか事故というべきかいろいろなモノが入り混じった「イルミナティ」、悲劇としか言いようが無い本作品群の中で最も恐ろしい「子どもたち」、最も短くも鮮烈な印象を残したうえ奇妙な因果を考えさせられる「解剖学」、類い稀なることが起こり正義が負けることを描く「アタッシュケース」、トラブルが徐々にエスカレートする様「鍵」、短編映画になりそうな「清算」、個人的に最も好きな話しで読後感が深い「家族」、そしてオチである「秘密」です。

かなりのレベルの本だと思いますし、文体といい、リアリティといい、出来栄えは良いと思いますが、読者とは勝手なモノで、あの「犯罪」のシーラッハの新作、と言う期待からすると、失望を感じてしまうという部分あると思います。もちろん素晴らしい作品だと思いますが。もっと驚かせてくれ、と言ったのはディアギレフでしたが、そんな都合の良いことを考えてしまうくらい「犯罪」が凄かったです、私にとっては。

シーラッハの「犯罪」が面白かった方にオススメ致します。

「麻雀放浪記 激闘編」を読みました

2012年4月20日 (金) 09:24

阿佐田 哲也著     角川文庫

風雲編からの続きです、そう東京に坊や哲が帰ってきます。青春編から数年が経過していますので、多少東京も様変わりしていて、それでもバイニンたちは麻雀で生きています、生活ではない、生きるという単純な行為を行っているのです。しかし古臭いやり方、坊や哲の知るやり方は何処でも食べていきにくくなり、それだけ麻雀が大衆の中に浸透していった結果なんでしょうけれど、難しくなり、そんな時に・・・というのが冒頭です。

戦後の社会の成長が認められ、麻雀という賭博が娯楽になり、そのせいもあって徐々に賭博が、バイニンが生きる事が難しくなる世界で、それでも妥協点を探し、ある意味一匹狼をやめてまでいく様に、社会の変化の度合いの早さを感じます。そしてそこに馴染んでいけない人間も、もちろんいますし、だからこそのあがきだと思います。

それでも坊や哲やドサ健、そしてあの息子の登場など、やはりキャラクターが多彩であり、どの人物も一家言ある打ち手、バイニンであり、玄人とは少し違う、生きていること、こそに意味を見出し、その生きる糧の全てを麻雀に注ぎ込んでいる男(というよりもココは漢とかいてオトコと読ませるタイプのおとこ)たちの世界の、そしてある意味終着点を見せ付けてくれます。

まだ、番外編が残っているのものの、この最後の場面で、ロンドのように閉じた展開になる上手さは素晴らしく、また読ませるチカラのある作品です。

エンターテイメント性の高い、しかしある世界を如実に描いたピカレスクロマンの結末、オススメです。

お祝い。

2012年4月17日 (火) 08:58

先日、以前お世話になった日本大学歯学部歯内療法科(歯の根の中や神経を扱う科目です)に在籍された先生方の昇進のお祝いがありました。あくまで私的な集まりだったのですが、同じ釜の飯を食べた、苦労を共にした仲間20数人と一堂に会することはなかなかありませんし、とても楽しく、充実した時間を過ごさせて頂きました。

当然ながら、同じ職業ですから、仕事上の悩みや、人生経験からくる見解の違いに、話しに花が咲き結構遅くまで飲んでしまいましたが、何でも話せる仲間がいるのは本当に貴重です。かなり率直な意見であっても言い合える間柄や、映画や音楽の話しまで拡がって本当に楽しかったです。

写真はそんな中の主役であられる先生(紙本先生、ご昇進おめでとうございます!)と、割合ご近所である先生(山根先生、これからもよろしくお願い致します)と撮らせていただきました。もう1人の主役であられる川戸先生も本当におめでとうございました!主役の先生方のご挨拶のお言葉はなかなか印象深いものがあり、頷かされました。是非これからも大学を盛り上げて頂きたいです。

余談ですが、次の日の松本歯科大学校友会東京都支部総会では、結構疲れが残ってしまいました・・・ですが無事に会計報告も出来てよかったです。

姪っ子 登場。

2012年4月13日 (金) 09:16

姪っ子が仕事場である井の頭歯科に遊びに来ました~私はまだ会うのが3回目ですが、もう喋ります。

お母さんに似てなかなか可愛いです。

花見は恐らく今週末が最後でしょうね、私は残念ながら今週末はお勉強と松本歯科大学校友会東京都支部の総会があるので花見は出来ませんが、ちらりとまた井の頭公園に行って来ました。

散ってしまうから、美しいんでしょうね、やはり。

僅か数時間ですが、堪能しました!

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