井の頭歯科

「ゴーンガール」を観ました

2014年12月19日 (金) 09:34

デビッド・フィンチャー監督                20世紀フォックス

デビッド・フィンチャー監督作品、結構好きです。「セブン」はとても面白いですし、ラストの落とし方も最高ですし、何より役者さん(ブラッド・ピットもモーガン・フリーマンも、何よりケビン・スペイシー!)が好きな人ばかりで最高です。「ゾディアック」もあまり評判良くないけれど、私は『謎』関わった人たちが陥る狂気に、怖さがあってリアルで現実的な落としどころもタマラナイ!と思ってます。「ソーシャル・ネットワーク」とか「パニック・ルーム」とか「ファイト・クラブ」も良い映画だと思いますが、今までで1番は「ゴーンガール」になりました。

5回目の結婚記念日の朝、ニック(ベン・アフレック)はいつも通りに仕事場に出かけます。しかし隣人の電話で猫が家の外にいる事を知ります。早速家に帰って猫を抱いて家に入ると、妻エイミー(ロザムンド・パイク)が居ません。しかも机は倒され、家が少しだけ荒らされています・・・不審に思ったニックが警察に電話をかけ・・・というのが冒頭です。

奥さんが家から突然消え去り、何やら事件性を感じさせもする。報道もヒートアップし、何故かどんどんニックに疑いの目を向けられる・・・というような作りの話し、なんですが、ネタバレは無し、とにかく一見の価値のある作品です。

映像もいつも通りシャープですし、ストーリィがものすごく怖いつくりになっていますし、役者さん(ベン・アフレックさんと、何よりロザムンド・パイクさんが凄すぎる!!!)の演技も素晴らしいです。

何も知らないで劇場に足を運んだ方が最も楽しめる、そんな作品です。

サスペンス、スリラーが好きな方に、デビッド・フィンチャー監督作品が好きな方にオススメ致します。

カテゴリー: 映画 感想 | 1 Comment »

「ビフォア・サンセット」を見ました

2014年12月12日 (金) 09:37

リチャード・リンクレイター監督   ワーナー・ブラザーズ

「ビフォア・サンライズ」から9年後を描いた2作目です。またまたイーサン・ホークとジュリー・デルピーの2人の会話劇ですが、さらに深まった会話の妙を味わえる作品、パリの風景も、そして光の加減も最高に美しい作品です。

ジェシー・ウォレス(イーサン・ホーク)は作家となり、9年前に体験したウィーンでの出来事を書き記したフィクションとして作家になってパリを訪れ、書店で読者の質問に答えています。そこに・・・というのが冒頭です。

それぞれが現実世界でも9年が経過した段階で、再会を描いているのですが、非常に、1作目とはまた別の意味でのロマンティシズムが溢れております。

若い、とは言えない、しかしオジサンやオバサンではない年齢を迎え、歳をとることの意味を理解しつつある年齢に差し掛かったことで、より切実に生きる『意味』を見出したいジェシーとセリーヌの会話は時に懐かしく、時にきわどく、時に本音を交える、絶妙な会話劇でして、素晴らしかったです。ある種の『夢』を現実化させていると思います。

イーサン・ホークの大人びて大人になり切れていない面、ジュリー・デルピーの美人で可憐なのにつくろえない点、そのもどかしさまでもが魅力的に見える作品で、この2人でしか出来なかったであろうキャラクターであり、演技だと思います。

1作目よりももっと好きな映画です、30代を迎えた人にオススメ致します。

「ビフォア・サンライズ 恋人たちのディスタンス」を見ました

2014年12月5日 (金) 09:07

リチャード・リンクレイター監督     コロンビア

今年の初めに「ビフォア・ミッドナイト」という3作目映画がやっていましたので、この映画を見るために3部作を見ております。その1作目がこの「ビフォア・サンライズ 恋人たちのディスタンス」です。

ジュリー・デルピーさん、好きな女優さんです。レオン・カラックス監督の「汚れた血」を見てみんなジュリエット・ビノッシュが好きになるらしいんですが、私は断然ジュリー・デルピー派です。

恋愛モノの3部作(もしかすると続編あるかも)の最初の作品ですし、気になってて手が出せなかったのですが、最新作「ビフォア・ミッドナイト」が素晴らしいという噂をききつけ、手を出しました。

ジェシー(イーサン・ホーク)はアメリカ人で旅行者です、電車でウィーンに向かっています。セリーヌ(ジュリー・デルピー)は同じ電車に乗り合わせたフランス人で、パリに向かっています。そんな別々の2人の前で、中年のドイツ人夫婦が些細なキッカケで口論を始め・・・というのが冒頭です。

非常にロマンティックな一夜を描いた作品でして、ほぼ登場人物は2人だけの会話劇であるのに、飽きさせません。瑞々しい、とはこういうことだよね、というくらいの事を思い出させてくれます。若い、というのはそれだけで価値がある、とまでは申しませんが、ノスタルジックな印象、あるいはそういうことを経験した、という事実を思い出させてくれる事に価値を見出す人が多いのかも知れません。

とにかく、非常にロマンティックで会話の妙がイイです。知り合ったばかりの男女の会話を通して、どのように関係性が変化してゆくのか?を見るのはなかなかじれったくも、清々しくもあり、奇妙な感覚に陥ります。

良かったのは、喫茶店で目の前の相手に、架空の人物を模して電話するシーンです、こんな気の利いた事をイーサン・ホークやジュリー・デルピーにされたらそれぞれ相手に傾倒してしまいますよね。

恋愛劇に、会話劇に興味のある方にオススメ致します。

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