井の頭歯科

暑いですね・・・

2019年8月2日 (金) 12:07

あまりに暑いので、なかなか出かけようという気になれません・・・

先日、年に1回ある高校のOBバンドの本番があり、少し楽器の熱が高まっております。

練習時間がそもそも少ない上に、全然上達しないなぁ、とは思っていますけれど、本番も練習も楽しいです。

ビッグバンドも継続していきたいのですが、少しコンボやもっとアドリブが取れるような練習をしていこうと思います。

そんな感じでいろいろ音源を探していた中で、すっごく夏っぽかったので。

私もアルトサックスをやっているので、いつか挑戦してみようかな。

ナベサダの屈託のない、すっごく明るい音、全然出せないですけど。

「この世に私の居場所なんてない」を見ました と アカデミー賞とかの『賞』について

2019年2月22日 (金) 09:28

メイコン・ブレア監督          Netflix

アカデミー賞ノミネート映画もいろいろと劇場で上映されていますけど、いろいろ仕事が忙しすぎてなかなか劇場に行けません。でもそんな私にもNetflixは見る事が出来ます。嬉しいかぎりです。タイトルが面白そうだったので、視聴しました。

看護助手として働くルースは、世の中のルールをいとも簡単に破る人々に憤慨しています。犬の散歩の途中に犬のフンを掃除出来ない男、レジにちゃんと並べない女、悪意を簡単に口にする患者、そんな人たちにいらいらしています。そんな時に家に帰ると空き巣の被害に遭い・・・というのが冒頭です。

社会に認めて貰えない女性が、社会への鬱憤を感じ、警察にも協力してもらえない事から、自ら犯人を捜していく過程を経て、自警団のような義憤を晴らしていく展開のブラックコメディです。タイトルである「この世に私の居場所なんてない」は原題ですと『I  Don’t  Feel  at  Home  in  This  Anymore』となっていて微妙にニュアンスが違う気がしますけど、まぁよくある事ですね。

自警団という形をとる義憤に満ちた人の開放、という意味ですと、とても男性的な感情な気がしてましたけど、女性だって感じる事があると思います、というか同じくらい感じていても、自警団という形は取りにくいという事だと思います。男性自警団モノといえば、「キックアス」マシュー・ボーン監督、「スーパー!」ジェームス・ガン監督、「ディフェンドー」ピーター・スティッビング監督という非常に関連性の高くて面白いほぼ同時期の3作品が有名ですけれど、その女性版と言ってもいいような話でした。

対世界との関係性の話しは、個人的には結局自分との葛藤の話しだと思ってます。世界は変えられないけど自分は変える事が出来る、という決着が多いように思いますし。そういう意味では女性だったら?という意味で面白くもありましたし、予想を超えるものでは無かった、とも思いました。

とても綺麗な結末で、特に思いを馳せる部分が少なかったのも、トラウマ級の驚きも無かったですが、それでも、観ている間は、頑張れルース!という気持ちになっています。あ、どうしてもルースって聞くと名作「フライド・グリーン・トマト」を思い出します。本当に名作。

それと、後から気が付きましたけど、ルースの相棒になる男をイライジャ・フロド・ウッドが演じていて、これがかなり別人に見えて良かったです、さすが役者さん!主人公のルースよりも断然好感の持てるキャラクターで、正直とても良かったです。ブラックコメディは、時に非常にご都合主義に陥りやすくなりますから(今作もその範疇に入っている部分も大いにあります)、その点を中和してくれるキャラクターで本当に良かったです。ちゃんと謝る、不快感の理由を相棒にも率直に言える、基本的には同志、という3点がとても気に入りました。自己評価もすっごく頷けてしまった。

先ほど挙げた3作品で言うと特に「スーパー!」ジェームス・ガン監督作品が好きな方に、オススメ致します。

で、またアカデミー賞の時期が来ましたね。私は基本的に『賞』にあまり、いや全然興味が湧きません。アカデミー賞(でも芥川賞でも直木賞でもノーベル賞でも何でもいいですけれど・・・)を獲る為に作られた作品ってまず面白くないのが90%だと思ってます。この作品がどうしても作りたい、という気持ちではなく、結局のところ、自己承認欲求を基にして、その為の傾向と対策を意識する事になり、結果くだらない作品になると思っています。

あくまで『賞』を受賞する事は、作品を作り上げた結果だと思うのです。まぁそれでも、普段映画を見ない人(芥川賞とかでしたら、普段本を読まない人)が見に行った映画がヒットした映画、という事になるので、興行的には時々ヒット作品が無いと映画会社が存続しなくなってしまいますから、仕方のない事なのかも知れません。芥川賞と直木賞作品は2月と8月に掲載する雑誌「文藝春秋」の編集者であった菊池寛が作り上げた『賞』なのですが、何故2月と8月にしたのか?と調べた事がありまして・・・なんでか?と言えばこの『賞』を創設したのは、そもそも優れた文学作品を広める事もありましょうけれど、それよりも雑誌の売り上げが最も少ない月が2月と8月だったからなんですね・・・まぁだいたいにおいて、そもそも『賞』ってそういう傾向のモノだと思います。

まぁ過去の受賞作品を見ても好みの傾向に当てはまらないのであまり興味が無いのですが、アカデミー賞を予想する人(それも、自分にルールを課してストイックにしている人)には興味があったりします、自分でも不思議です。メラニーさん(一般人)の予想、すっごく面白いと思ってここ3年アカデミー賞に、少しだけ興味出てきました。ただ、メラニーさん(一般人)のアカデミー賞熱はさっぱり理解出来ないけど、その予想の立て方と楽しみ方には好意持てました。

2019年、あけましておめでとうございます。

2019年1月4日 (金) 08:56

本日から診療開始します。

今年もよろしくお願い致します。

昨年末に吉祥寺に新しい映画館、アップリンク吉祥寺が誕生しました。

私はその場所にあったパルコ・ブック・センターが子供の頃、多分小学生くらいから大好きだったので、閉店してしまった事が悲しいんですけれど、映画館が増える事は嬉しいというアンビバレンツな感情があります。

で、新年になって時間があったので足を運びましたが、とっても綺麗で、しかも5スクリーンもあります!!これは驚きのスクリーン数です、大きさ考えると、とてもビックリしました。

映画の感想はまた改めてですが、とても綺麗な映画館で、もうひとつ、音響が良かったのがさらに嬉しい。大きな映画館はオデヲンさんがあるので、ここは少しスクリーンは小さくとも、なかなか見れない作品を上映してくれるミニシアターが出来てくれて嬉しい限りです。

今年もよろしくお願い致します。

2018年のベスト10

2018年12月29日 (土) 09:31

毎年、1年間という時間が短くなっている様に感じます、これが年を取る、老化という事か!という自覚とともにですけれど。でも、そこをポジティブに考えるのであれば、これは『老人力』(©赤瀬川源平)がついた、という事になるでしょう。1年が早く感じる能力を身につけた、という事ですね。

今年も、昨年に懲りずに私的映画ベスト10を決めたいと思います。

もちろん映画に順位などありませんし、点数を付けるなんて論外ですよね。ご意見ごもっともです。点数なんてまさに感覚、その時の雰囲気だと思いますし、順位なんてそのときの気分で変わるものです。ですが、そこを、あえて行う事にも意味がある事もあると感じます。印象に残った順位に、2018年12月現在の雰囲気を残すにふさわしい行為、とも言えると思うのです。当時を振り返って、あの時の感覚を、強引に点数や順位を付ける事で発生してしまう意味を、振り返って感じる事が出来るように。そんなわけで、2018円日本公開映画、という縛りで行います。

10位   「ザ・スクエア 思いやりの聖域」   の詳しい感想は こちら

話題作もたくさんありましたけれど、私は個人的に性格が捻くれているのかも知れません、10位にはこの作品を入れたいと思います。大変居心地悪くさせる映画なんですけれど、たくさん考える事がある作品とも言えます。イジワルな作りにはなっていますけどね。2018年の映画でこの映画を思い出す人とは話が出来そうです。でも、ちょっと蛇足感もあるんですけどね。

9位    「アンダー・ザ・シルバーレイク」   の詳しい感想は こちら

今年公開映画の中でもへんてこりんな、カルト的な人気が集まる作品と言えばこの映画だと思います。同じようなカルト的人気作品である「ビッグ・リボウスキ」とベクトルとして同じ方向を向いている感覚があります。この映画のノリに、乗る事が出来れば、結構な映画体験になりますけど、もし、飲み込みにくい場合は、苦痛な映画体験になってしまうかもしれません。でも、映像としてとても美しく、奇妙な演技をするアンドリュー・ガーフィールドが見られる作品でもあります。

8位    「ダウンサイズ」   の詳しい感想は こちら

アレキサンダー・ペイン監督作品ですから、ただ人が小さくなるだけの話しではないと理解出来ていても、結構びっくりな展開が待ってます。本当に個人的な意見ですけど、マット・デイモンさんが嫌な目にあっていると溜飲が下がって、個人的には清々しい気持ちになれます、ええ、凄く良くない表現ですけれど。

7位    「タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜」    の詳しい感想は こちら

コメディタッチの映画かと思いきや、大変ヘヴィーな映画でした。そしてとても良く出来ていると思います。ソン・ガンホさんは本当に韓国の名優だと思います。屈託ないこの笑顔は、ちょっと普通の人にはなかなか出来ないと思いますよ。

6位    「ウインド・リバー」    の詳しい感想は こちら

こちらもマイノリティのヘヴィーな現実を写した映画でした。急転するドアの演出、見事だと思います。私は幼少期に、たくさんの西部劇を 見させられて 来ました。好きな作品もそうじゃない作品もありましたけど、とにかく勧善懲悪で、必ずインディアンが負ける展開が、あまり好きじゃなかったんですね。でも、映画の見方の勉強にはなったかも、です。ダンス・ウィズ・ウルブスがヒットする90年代までは、支配される側の映画ってほぼ無かったと思います、有名な作品ではって事ですけど。でも、もちろん支配される側にも感情や理屈や生活がありますし、しかも大変リアルでヘヴィーな話しです。あ、感想で言い忘れてしまいましたけど、私、最後に同行してくれた人たちへの言及が全くないのが、この映画のポイントを下げてしまった部分です。主人公たちは、アレですけど、同行者はあくまで協力してくれていたのに、そこへの言及が無かったのは、かなり違和感があります。

5位    「犬が島」     の詳しい感想は こちら

猫が島だったら、ベスト3には入ってたと思いますね。でも、まさに命を吹き込む感じが、こういうストップモーション・アニメーションは本当に素晴らしい。今までで1番凄かったストップモーション・アニメーションはチェコの巨匠ブジェチスラフ・ポヤル監督の「ナイトエンジェル」です。何もセリフが無い作品なんですけれど、動画があったので載せておきますね。凄いです、何度見ても。わずか19分の作品ですけれど、今のところ私が見た中ではベストです。

4位    「ROMA」     の詳しい感想は こちら

おそらく、映画史の中に残る傑作、という評価は年を追うごとに高まるタイプの作品だと思います。これ本当にセットを作っているのだとすると、莫大な予算がかかってると思いますし、まさに動画配信時代の、Netflexの強さを見せつける作品。映倫を通さない公開も、個人的には称賛に値すると思います。

3位    「DEVILMAN crybaby」     湯浅 政明監督     Netflex

純粋な意味で映画ではなくやはり動画配信のNetflexでの連続ドラマなんですけれど、今年の東京国際映画祭で特集され、映画館でも上映された作品ですし、何と言っても映像作品として物凄い完成度、しかも原作に忠実。さらに天才湯浅監督の演出と永井豪先生の絵柄の、一見取り合わせが悪そうに感じていたんですけれど、これが化学反応を起こしていて、本当に凄かったので、今年のベスト3に挙げさせていただきました。アニメーションに抵抗が無い人なら、誰にでもオススメ出来る傑作です。

2位    「ハッピーエンド」    の詳しい感想は こちら

ハネケ監督作品でハッピーエンドってタイトルを付けられると、すっごく抵抗感ありましたけど、確かに、ハッピーエンドだったと思います私は。魂の開放、ガフの部屋が開かれる、アレですね。それにしてもハネケ監督76歳!貫禄もさることながら、一貫した姿勢にも打たれます。

1位    「万引き家族」     の詳しい感想は こちら

甲乙つけがたい、5位以上はどの作品も大好きですし、今の気分で、このような順位になりました。もちろん順位をつける事で生まれる意味も、ある程度考慮しちゃったりもしますけど。でも、単純に、この映画を見て衝撃を受けた、そして大変面白かったし、考えさせられたし、何回も観たいと思わせた作品。主役の男の子、本当に素晴らしい子ですね。

今年は「家族」に関する映画を多く選んでしまった感があります。私にとってのリアル家族映画と言えば赤堀 雅秋監督「葛城事件」なんですけれど。

で、今年だけ別枠がありまして・・・

0位     「バーフバリ伝説誕生」&「バーフバリ王の凱旋」    の詳しい感想は こちら

0位というのが1位の上なのか、下なのか、私にも分かりません。が、別枠の映画だったと思います。今年のベスト10を考えていたのですが、ベストとかそういう事じゃなく、とにかく比較とか順位に入れられない別枠、完全に異次元の作品として、バーフバリを挙げたいと思います。この映画は他の映画と比べちゃイケナイ気がします。比べる映画が可哀そうですし、完全に別モノ。エンターテイメントの今頂上にある作品だと思います。とにかく、スケールの違う、規格の違いを感じさせる傑作でした。

結局ベスト11になってしまいましたけど、今年は仕方ないと思います。今振り返ると昨年決めたベスト10も、私っぽいって思います(笑)

ピエール・ボナール展 オルセー美術館特別企画 に行きました

2018年10月10日 (水) 09:38

ラジオでこの美術展が良かった、と山田五郎さんが言っていたのの聞き、足を運びました。白い猫も気になってましたので。

猫が描かれた絵も多かったです。

でもこのデッサンはどうなんだろう・・・

デッサンはちょっと、と思いますけど、でもすっごくカワイイ。まぁ本当にこんな形だったらすっごくビックリしますけど。

たくさんの作品があって、かなり早い段階から評価されて生活出来てたアーティストみたいです、その点で、とてもおおらかで優しい感じがしました。

とは言え、ピエール・ボナールの特徴がいまひとつはっきりとは伝わってこなかった感じもします。多いモチーフは奥さんの入浴なんでしょうけれど、作品ごとにいろいろ変化していて、これこそ!って感じがしなかった。ずっと追い求めている何か、が私には理解出来なかったです。

中でも良かったのは、

これです。

とても綺麗でした。

逆に晩年、いろいろ依頼を受けて描かれた作品には大作が多いのですけど、あまり心惹かれなかったです。

でも行って良かった。

ブログカレンダー
2019年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
ブログページトップへ
地図
ケータイサイト
井の頭歯科ドクターブログ