井の頭歯科

あけましておめでとうございます

2020年1月7日 (火) 08:55

今年もよろしくお願い致します。

最近、ピアニストの中村紘子さんの本を手に取りました。

なかなか読みやすく、その上知らなかった事を知る楽しみがあります。

私が読んだのは「コンクールでお会いしましょう」と「ピアニストという蛮族がいる」です。

特に「コンクールでお会いしましょう」は映画「蜜蜂と遠雷」(の感想は こちら )の原作なのでは?と思うくらい近しい感じで面白かったです。

ピアノも弾けて、文才があるってスゴイですね。

コンクールについて、あくまで順位を決めるものではあるけれど、それでも、な部分についての言及が素晴らしかったです。私も順位はあまり関係ないんじゃないかな?個々人がどう感じるかなのでは?と思っていたので、その辺の機微を言葉にされていて良かったです。

今年もよろしくお願い致します。

2019年の個人的鑑賞映画 ベスト10

2019年12月28日 (土) 09:06

ここ3年くらい行っているベスト10です。基本的には2019年に日本(劇場、及び未公開でDVD発売)公開作品の中から、私が観た作品を、私の個人的好みで、選びました。

毎年新作を月に3本観れるといいな、という所から年間36本をノルマにしていますけれど、今年は新作のドラマ1シーズンも1作品としてカウントすると42作品となったので、なんとかノルマ達成です。旧作は38本だったので、まぁ良く観た1年だったと思います。ひとえに、Netflixのおかげです。恐ろしい時代になりました・・・新作が、定額料金で、家に居ながら、観る事が出来る時代、考えていなかったです。後はNetflixに、岡本喜八監督や、長谷川和彦監督作品、それに昭和任侠伝シリーズ、そして日本のドキュメンタリーや、フレデリック・ワイズマンの過去作なんかを取り入れてくれたら最高なんですが、そうするとまた睡眠時間が削られるので、願いながらも叶って欲しくない気持ちもあり、大変アンビバレンツな気持ちになります。

今年の見逃した作品の中で悔やまれるのが「この世界の さらにいくつもの 片隅に」です。また是枝監督の「真実」を見逃してしまったのも、大変悔やまれます。が、それ以外は、出会わなかったべくして出会わなかった作品とも言えると思います。

10位 「スターウォーズ ep9 スカイウォーカーの夜明け」  (の詳しい感想は こちら

私は肯定派なんです、だって全方位的に満足させるのは、ほぼ無理な作品なんです。前作Ⅷの終わりから後を続けなければいけないわけで、でも、それって自分で作ったⅦの風呂敷をたたむ事でもあって、と、いろいろ考えさせられます。が、とにかく、現実的に、最後のピースを(この後もきっと商魂たくましいディズニーが手元に置いている以上、新作は作られていくとは思いますけれど・・・)埋める作品を作ったわけで、その点を、評価したいんです。そして2019年はSWⅨの年としても位置付けられると思うので。でも、正直、ダメな部分がありすぎる。

9位 「全裸監督」  (の詳しい感想は こちら

映画じゃないんですが、でも、大変熱量のあるドラマでした。切り口も変わっていますし、役者さんの演技が素晴らしかったです。早く続きを観たい、と思わせるチカラに溢れています。

8位 「ブラック・クランズマン」  (の詳しい感想は こちら

今年の映画の中でも特に、映画という媒体で出来る事、その手法の面白さ、アジテーションとしての表現をさらに突き詰めている感じが凄く良かったです。スパイク・リーは凄い監督ですよね。

7位 「バーニング 劇場版」  (の詳しい感想は こちら

特に秀逸だったのがベンというキャラクターです。ベンの事、この映画を観てから、ずっと気になっています。大変恐ろしいですね。村上春樹原作ですけれど、嫌いな人にも受け入れられやすい、入門として(入門しなくていいけど・・・)と思います。

6位 「ギルティ」

ちょっと感想を寝かせてしまい過ぎて書き忘れてしまいましたが、大変変わった映画でした。映画を音だけで演出してみせたのが、凄いです。

緊急通報の電話係をしているアスガーのところには様々な電話がかかってきます。しかし本当に緊急性が高いのか?なかなかどうして分からないケースもあるのですが、ある女性から、ただならぬ雰囲気で、今、まさに誘拐されていると告げられ…というのが冒頭です。

わずか88分の映画なんです。また、絵柄的には2部屋しか出てきません。大変見た目的には地味な映画だと言えます。

が、物凄く計算された、音、の映画だと思います。大変スリリングで、没入度の高い1作だと感じました。

電話を使った新たな表現で、斬新かつストーリィも予測不可能で、素晴らしかったです。

5位 「スパイダーマン:スパイダーバース」  (の詳しい感想は こちら

大変画期的な、始めてみる止まった絵が動くアニメーション。何を言ってるか全然理解して頂けないとは思いますが、革新的なアニメーションに、さらに日本の声優さんの上手さを感じました。正直、今石洋之監督「プロメア」もかなりとんがった、世界向けの作品だと思いますが、絵柄として、アニメーションとしてはこちらが良かったです。でも、ストーリィの強さはプロメアも世界に出せる映画だと思います。

4位 「カリーナ、恋人の妹」  (の詳しい感想は こちら

ロシア映画を詳しく知りませんけれど、本当に素晴らしかったですし、すごく夏目漱石の「それから」に近い感じです。それに、アップデートされてますし、凄かった。とにかく好みの話しで、好みの映画です。本当に、この映画の役者さんは素晴らしかった。

3位 「マリッジ ストーリー」  (の詳しい感想は こちら

この手の話しがそもそも好きな上に、アダム・ドライバーにスカーレット・ヨハンソンなんて、最高ですよね。ある場面で、アダム・ドライバーが歌を歌うんですが、何かを吹っ切るキッカケになる感じを自然に表現されていて、凄く良かったです。ま、正直ダメな男の話しですが、多分ダメじゃない男って存在しないと思います。ダメのグラデーションの中で、もっともダメな部類の私が言うのもなんですが。

2位 「ザ・バニシング 消失」  (の詳しい感想は こちら

2019年公開ではあるんです、日本では。ですのでルールで言えば合ってるんですけれど、製作は1988年30年前の映画です。それでも、今年観た映画の中では、間違いなくベスト、と言い切りたい作品。何度視聴しても素晴らしいと思います。恐ろしい映画です。普通ならこれが1位なんですけれど。同じような映画としては個人的にはデビッド・フィンチャー監督「ゾディアック」です。

1位 「Once  Upon  a  Time  in  Hollywood」  (の詳しい感想は こちら

今年は、私にとって、まさにこの映画が1番心に残りました。観ている間中、終わって欲しくない、と思ってしまいました。出てくる人が、また撮影の苦労を考えると、本当にスゴイ事だと思いますし、タランティーノが、タランティーノらしいのに、それだけでなく上質な映画に仕上げている、さらに成長している事含めて、ずっと、何度も見たくなる映画でした。

今年も終わりますね。来年はオリンピック、個人的には、すごく違和感ありますし、全然興味ありませんが、影響は受けるのか、と思うと暗い気持ちになります。

暑いですね・・・

2019年8月2日 (金) 12:07

あまりに暑いので、なかなか出かけようという気になれません・・・

先日、年に1回ある高校のOBバンドの本番があり、少し楽器の熱が高まっております。

練習時間がそもそも少ない上に、全然上達しないなぁ、とは思っていますけれど、本番も練習も楽しいです。

ビッグバンドも継続していきたいのですが、少しコンボやもっとアドリブが取れるような練習をしていこうと思います。

そんな感じでいろいろ音源を探していた中で、すっごく夏っぽかったので。

私もアルトサックスをやっているので、いつか挑戦してみようかな。

ナベサダの屈託のない、すっごく明るい音、全然出せないですけど。

「この世に私の居場所なんてない」を見ました と アカデミー賞とかの『賞』について

2019年2月22日 (金) 09:28

メイコン・ブレア監督          Netflix

アカデミー賞ノミネート映画もいろいろと劇場で上映されていますけど、いろいろ仕事が忙しすぎてなかなか劇場に行けません。でもそんな私にもNetflixは見る事が出来ます。嬉しいかぎりです。タイトルが面白そうだったので、視聴しました。

看護助手として働くルースは、世の中のルールをいとも簡単に破る人々に憤慨しています。犬の散歩の途中に犬のフンを掃除出来ない男、レジにちゃんと並べない女、悪意を簡単に口にする患者、そんな人たちにいらいらしています。そんな時に家に帰ると空き巣の被害に遭い・・・というのが冒頭です。

社会に認めて貰えない女性が、社会への鬱憤を感じ、警察にも協力してもらえない事から、自ら犯人を捜していく過程を経て、自警団のような義憤を晴らしていく展開のブラックコメディです。タイトルである「この世に私の居場所なんてない」は原題ですと『I  Don’t  Feel  at  Home  in  This  Anymore』となっていて微妙にニュアンスが違う気がしますけど、まぁよくある事ですね。

自警団という形をとる義憤に満ちた人の開放、という意味ですと、とても男性的な感情な気がしてましたけど、女性だって感じる事があると思います、というか同じくらい感じていても、自警団という形は取りにくいという事だと思います。男性自警団モノといえば、「キックアス」マシュー・ボーン監督、「スーパー!」ジェームス・ガン監督、「ディフェンドー」ピーター・スティッビング監督という非常に関連性の高くて面白いほぼ同時期の3作品が有名ですけれど、その女性版と言ってもいいような話でした。

対世界との関係性の話しは、個人的には結局自分との葛藤の話しだと思ってます。世界は変えられないけど自分は変える事が出来る、という決着が多いように思いますし。そういう意味では女性だったら?という意味で面白くもありましたし、予想を超えるものでは無かった、とも思いました。

とても綺麗な結末で、特に思いを馳せる部分が少なかったのも、トラウマ級の驚きも無かったですが、それでも、観ている間は、頑張れルース!という気持ちになっています。あ、どうしてもルースって聞くと名作「フライド・グリーン・トマト」を思い出します。本当に名作。

それと、後から気が付きましたけど、ルースの相棒になる男をイライジャ・フロド・ウッドが演じていて、これがかなり別人に見えて良かったです、さすが役者さん!主人公のルースよりも断然好感の持てるキャラクターで、正直とても良かったです。ブラックコメディは、時に非常にご都合主義に陥りやすくなりますから(今作もその範疇に入っている部分も大いにあります)、その点を中和してくれるキャラクターで本当に良かったです。ちゃんと謝る、不快感の理由を相棒にも率直に言える、基本的には同志、という3点がとても気に入りました。自己評価もすっごく頷けてしまった。

先ほど挙げた3作品で言うと特に「スーパー!」ジェームス・ガン監督作品が好きな方に、オススメ致します。

で、またアカデミー賞の時期が来ましたね。私は基本的に『賞』にあまり、いや全然興味が湧きません。アカデミー賞(でも芥川賞でも直木賞でもノーベル賞でも何でもいいですけれど・・・)を獲る為に作られた作品ってまず面白くないのが90%だと思ってます。この作品がどうしても作りたい、という気持ちではなく、結局のところ、自己承認欲求を基にして、その為の傾向と対策を意識する事になり、結果くだらない作品になると思っています。

あくまで『賞』を受賞する事は、作品を作り上げた結果だと思うのです。まぁそれでも、普段映画を見ない人(芥川賞とかでしたら、普段本を読まない人)が見に行った映画がヒットした映画、という事になるので、興行的には時々ヒット作品が無いと映画会社が存続しなくなってしまいますから、仕方のない事なのかも知れません。芥川賞と直木賞作品は2月と8月に掲載する雑誌「文藝春秋」の編集者であった菊池寛が作り上げた『賞』なのですが、何故2月と8月にしたのか?と調べた事がありまして・・・なんでか?と言えばこの『賞』を創設したのは、そもそも優れた文学作品を広める事もありましょうけれど、それよりも雑誌の売り上げが最も少ない月が2月と8月だったからなんですね・・・まぁだいたいにおいて、そもそも『賞』ってそういう傾向のモノだと思います。

まぁ過去の受賞作品を見ても好みの傾向に当てはまらないのであまり興味が無いのですが、アカデミー賞を予想する人(それも、自分にルールを課してストイックにしている人)には興味があったりします、自分でも不思議です。メラニーさん(一般人)の予想、すっごく面白いと思ってここ3年アカデミー賞に、少しだけ興味出てきました。ただ、メラニーさん(一般人)のアカデミー賞熱はさっぱり理解出来ないけど、その予想の立て方と楽しみ方には好意持てました。

2019年、あけましておめでとうございます。

2019年1月4日 (金) 08:56

本日から診療開始します。

今年もよろしくお願い致します。

昨年末に吉祥寺に新しい映画館、アップリンク吉祥寺が誕生しました。

私はその場所にあったパルコ・ブック・センターが子供の頃、多分小学生くらいから大好きだったので、閉店してしまった事が悲しいんですけれど、映画館が増える事は嬉しいというアンビバレンツな感情があります。

で、新年になって時間があったので足を運びましたが、とっても綺麗で、しかも5スクリーンもあります!!これは驚きのスクリーン数です、大きさ考えると、とてもビックリしました。

映画の感想はまた改めてですが、とても綺麗な映画館で、もうひとつ、音響が良かったのがさらに嬉しい。大きな映画館はオデヲンさんがあるので、ここは少しスクリーンは小さくとも、なかなか見れない作品を上映してくれるミニシアターが出来てくれて嬉しい限りです。

今年もよろしくお願い致します。

ブログカレンダー
2020年2月
« 1月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
ブログページトップへ
地図
ケータイサイト
井の頭歯科ドクターブログ