井の頭歯科

「ウルフ オブ ウォールストリート」を観ました     The Wolf of Wall Street

2025年11月7日 (金) 09:21
https://www.youtube.com/watch?v=U7zD93WdqBY
マーティン・スコセッシ監督     パラマウント
2025年公開映画/2025年に観た映画   目標52/120   42/107
未見だったので。それとOne Battle After Anotherのディカプリオがあまりに面白かったので。
そういう意味で、ディカプリオの転機になってる映画ですね。凄くめちゃくちゃな映画ですけれど、実際にあった事件を基にしています。
株の話しで思い出すのってどうしても映画「マージン・コール」になってしまいますし、それ以外だと「マネー・ショート」です。どちらもいわゆるリーマン・ショックを描いた作品ですけれど、そして株の世界では常識的な事なんでしょうけれど、不良債権を混ぜて販売とか、レバレッジとか、正直頭が悪いのでは?とか虚飾なのでは?という疑問というか疑念が、何度説明を聞いても晴れる事は無いのですが、そういうモノなんですね・・・だとしたら、触らないしか選択肢が無い気がしますけれど、それは私が古い人間だからだと思います。
ウォール街で一旗揚げようと意気込むジョーダン・ベルフォード(レオナルド・ディカプリオ)は・・・というのが冒頭です。
まず最初に出会った金融の先輩で、師ともいうべき男(マシュー・マコノヒー)が、非常に変わり者であるのですが、その発言を実施出来てしまうのがジョーダン・ベルフォードの恐ろしい才能というか、キャラクターなのだと思います。
基本的に、まぁ騙すと言って良い感覚があるのですが、この辺の良心が働かない、ある種のオプティミストぶりは、もう突き抜けていて、怖い感覚です。同時に眩しくもあります。
どんどんと様々なモノに溺れていくジョーダンの、その溺れながらも、羽目を外す様が、哀愁すら漂わせる感覚があり、ある種の高揚感もあり、とても複雑です。とは言え、まぁ普通にダメ男に見えるんですけれど。
はちゃめちゃで、本当にそのまま現実にあったんだろうか?と疑いたくなるような出来事ばかりですが、恐らく、本当の所は、もっと酷いんでしょう。映画に、娯楽に出来る部分を誇張したに過ぎず、実際は、もっと酷いんでしょう・・・
しかし、マーティン・スコセッシ監督って「沈黙」を撮ってる監督なんだけれど、映画を面白くするの、本当に凄い事だと思います。
スコセッシの明るい映画を、ディカプリオのダメっぷりを観たい方にオススメします。
ブログカレンダー
2025年11月
« 10月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  
アーカイブ
ブログページトップへ
地図
ケータイサイト
井の頭歯科ドクターブログ