井の頭歯科

「ピースメイカー シーズン2」を観ました

2025年10月31日 (金) 09:06
https://www.youtube.com/watch?v=xS11-GIemXY
ジェームズ・ガン監督     DC     U-NEXT
2025年公開映画/2025年に観た映画   目標52/120   42/106
あのピースメイカーのシーズン2やっと配信で全話来たので、一気に観てしまいました・・・時間泥棒・・・
ピースメイカーはDCの世界の中の事なので、いろいろ繋がりがあるのですが、そういう事を抜きにしても、シーズン1のあいつらが戻ってくるわけで、非常に楽しく観ましたが、いろいろと関係性が出来上がっているので、その後が気になる!という感覚でした。
それに、あのチーム、本当にはみ出し者、かつ、協調性のない、ある種のダメ人間の集まりなのに、この人たちだからこそ、の適材適所があって、このマイナスが集まってプラスになる、みたいな、マイナスの掛け算みたいなミラクルが起こるところが大好きです。
今回も、まさか、という人物も出てきますし、DCユニバース的な世界観も面白かったです。
とは言ったモノの・・・
正直、ちょっと乗り切れない部分もあって・・・
今回は、というか今回も、確かに非常識な男親に育てられ、兄の死の原因であり、親からは疎まれ、孤独感を強めたピースメーカー・クリスに対しての負荷が、さらに上がるの、ちょっと、可哀想過ぎました・・・そりゃ、あの世界線も綺麗に見えた事でしょう・・・
もうひとつ、どうしても、もっと乗れなかったのが、ラストのあの扉と、その探す理由ですね。
これは次シーズンの鍵になるので、もう少し理由は練っておいた方が・・・だって、それなら、ヒドイ事になるドアでも全然かまわないじゃないか、という事です。
ラストもなぁ・・・
ピースメーカーたちに幸せにはなって欲しいけれど、恋愛要素はそこまでじゃない感覚でした。
やはり、エコノモスとヴィジランテがサイコー、ワッシー最高でした。
あ、あと4つ目の宇宙人っぽい人、サイコー!

「ハウス・オブ・ダイナマイト」を観ました     A House of Dynamite

2025年10月28日 (火) 09:02
https://www.youtube.com/watch?v=RGd_emHtaSA
キャスリン・ビグロー監督     Netflix     吉祥寺アップリンク
2025年公開映画/2025年に観た映画   目標52/120   41/105
なんか久しぶりのキャスリン・ビグロー監督作品と思いきや、デトロイトが2017年なので、8年ぶりの新作。で、結構観てる監督です、が、好みの傾向がはっきり違うのに、魅せる監督という認識です。どんどんドキュメンタリーチックになって行ってますが、今回もそんな感じです。
アラスカ州のアメリカ軍基地はミサイル防衛の重要な拠点の一つです。その地に勤務する隊員の1人が携帯電話で、あと半年すれば帰れるから、と電話相手に哀願しているのですが・・・というのが冒頭です。
いつもながら、緊迫感ある絵作りが本当に上手いです。とにかく、緊張感が、その緩急、これ以上は、という上を見せてくれます。
凄くソリッドでドキュメンタリーに近い撮り方をしていると思いますし、恐らく、キャスリン・ビグロー監督作品であるなら、ほとんど、真実に近い状況なのでしょうし、その通りの事もあるでしょう。
で、そういうシステムを知るのに、凄く面白味を感じます。
が、同時に、キャラクターに魅力を全然感じないので、面白味に賭けるんだと思います・・
ネタバレは避けての感想なので・・・
あと、音楽の使い方、上手いとも言えるし、あざとい、とも言えるし、その中間の何処かに着地させてて、だから好みと感じないんだろうな、という感覚です。
軍人の人の立場とか、発言、考え方、理解出来ますし、そういう組織であり、だからこそ、その上に、政治的判断を、シヴィリアンコントロールの重要性があるわけですけれど、この、政治家の、肌感覚が・・・ああ、と言う感じです・・・
それと、大統領の、その大統領の像が、古いとも感じてしまうし、そう感じる私の感覚が本当に怖いのですが、感じてしまいます・・・
いつものキャスリン・ビグロー監督作品です。
ポリティカルサスペンスに興味のある方に、システムの重要性と、その運用の、もっと重要性について考えてみたい方に、オススメします。
アテンション・プリーズ!
ここからはネタバレありの感想です、未見の方はご遠慮ください。
で、ネタバレありとして、マジでキャラが立たないんですよね・・・でも、2025年のアメリカだと、こういう感じなんでしょうか?
軍人が、ルールとかを遵守しない感覚、今は普通なんでしょうか?それと、自分の家族を想う事と、任務を全うする事は矛盾しないけれど、まず軍務、自分の使命を全うしようと努力しようよ・・・
大佐クラスの軍人が、とは言え家族が大事なのは理解するけど、上司が率先して携帯を持って入れない部屋に、持ってこさせるの、しかも子飼いの部下だけに許すの、本当に触る。そうであって欲しくないけど、そうなんでしょうね・・・私が軍人に夢を見ているのかも。
で、まだ、軍人はマシなんですよ・・・
政治家、それも国務長官の、ワタクシ事と公人の感覚、まぁ凄くこの映画の中で1番トランプ的とも言えるキャラなんだけど、まぁヒドイ。娘の為にいろいろ画策しちゃうし権限も使い放題で、その後あっさり・・・そういう人、1番政治家にしちゃいけない気がするんだけど・・・
当たり前ですが、ポリティカルサスペンスをやる映画で、報復攻撃、またその連鎖、第3次世界大戦もそうですが、終末戦争でもハルマゲドンでも何でもいいけど、そうなりかけるの、システムのせいじゃなく、その運用する人の、覚悟とか備えとか準備の不足にしか見えないんですよね、このストーリーだと・・・
で、現実はもっと先を行ってて、まぁ今のアメリカ大統領だと、マジでレッドを選びそうなんですよね、反射で。
私が考えるまともな政治家なら、まず被害を最小限度に留める努力、そして救済を考えつつ、情報収集が最も必要だし、もちろん迎撃と次の一手が来るなら報復しかない。
だが、流石にまずは打ってきた相手の特定、これが最も重要。これがワカラナイで報復とかは愚の骨頂なのは9.11で経験しているはずなんだけど・・・
それでも敵地の攻撃が必要な場合は、例え軍紀や憲法に違反するなら、違反したとしてもやるしかないし、その上で、副大統領に次ぎを託して、自身はその責任を取って辞職しかないと思います。
善き政治家は、法律の外まで考えて、国家を優先して滅私で行動を起こす人の事でその覚悟が無いのであれば政治家を志すべきじゃないと思いますが、まぁ理想論でしょうね・・・
シカゴは確かに大都市だが、まだ他にも都市、いや国家があるのに、みんな涙を流して悲しんでて、それもっと後だろ!ってどうしてもなりました・・・
あ、それと、リストは作らせるとは思いますけど、そういうの本人には書かせないと思いますよ、そんな時間もったいないもん。

「おせっかいでウルサイイスラエル人」を読みました

2025年10月27日 (月) 09:00
狩野聰美著     ブイツーソリューション印刷
恐らく、自費出版された書籍で、友人にお借りしました。
アジアンドキュメンタリーで、イスラエル、そしてガザの事を少し知りたくて色々見ているのですが、普通の日本国籍の方からどう見えたのか?が分かる気がして、友人にお借りしました。
まず、1967年から77年までイスラエルで生活されていた著者のエッセイです。凄く、愛憎入り混じる感じで、とても好ましく感じる部分と、凄く近い部分に憎悪感情もあって、とても複雑に感じました。
あと旦那さんがチェロ奏者でイスラエルフィルハーモニーにも在籍されていた方で、という事は、ズービン・メータと仕事をしている、という事です、驚愕。
イスラエル社会の(筆者が思う)良い部分と、悪い部分の、境界が個人的には曖昧模糊に感じはしましたが、その感覚こそ、著者の生活感。まさに随筆たらんとするところ。なので、感想としては、凄く読みやすく、楽しかった、です。
で、今、2025年の今、読むに値するとは思いました。
日本が平和ボケか?と聞かれると、当たり前ですが、そういう部分もある、と思いますし、世界的に見て、徴兵制を敷いている国の方が割合としては少ないけれど、国民国家Nation-stateが生まれた世界だと、少なくとも歴史上は、自国民が軍隊にいる方が強いのでしょうから、仕方ない部分もあると思います。
イスラエルに興味のある方にオススメします。
しかしズービン・メータが知り合いってすげぇ。

「イスラエル主義」を観ました     Israelism

2025年10月25日 (土) 08:57
https://www.youtube.com/watch?v=Ha0DN01mfYo
エリン・アクセルマン、サム・アイラ―トセン監督     アジアンドキュメンタリー
2025年公開映画/2025年に観た映画   目標52/120   40/104
2023年公開の映画です。で、ハマスの攻撃前の映画、ドキュメンタリーです。
ですから、この後、どうなったのか?気になります。
アメリカに住む、というか恐らく、アメリカ建国の時から住むユダヤ人もいるとは思いますが、恐らく、ホロコーストから逃れた人々が主体であろうユダヤ人の人たちに、イスラエルを訪れる事を教育する組織がある、というのは初めて知りました。
で、この組織の体験者、それも、アメリカ在住のユダヤ人が、イスラエル軍に入隊する人もかなりの割合でいるわけですが、その中から、パレスチナ人に対する態度、というか行動、を疑問に感じる人たちに焦点を当てたドキュメンタリー映画です。
今の所、私の重要な規範は、公平性です。フェアである事、それはもちろん結果じゃなく、当たり前ですけれど、機会の均等、あるいはその是正という事です。なので、なかなか衝撃的な内容の映画でした。
正義と悪の戦いほど単純で幼稚な考えはなく、ほとんどの争いが正義対正義の戦いであり、まただからこそ、自分が正義の側にいると 信じている 人たちほど、残酷になれるのは歴史が証明していると思いますが、本当に、ヤバいくらいに、対話が成り立ちません・・・
この中で声上げる人の心細さといったらないでしょうけれど、だからこそ、声を出す事を止める人も少ないでしょうね。
あと、生物学的に、ホモ・サピエンスは1種しか存在しませんし、なんなら種族とか民族とかもありません。まぁ区別の仕方として、凄く拘りの強い識別方法だなとは思いますが、基本1種です。しかし、ここに、文化、宗教、生活様式、歴史、とかが加わって、国籍だのが存在するわけです。1種なのはあくまで生物学的に、ですけれど。
だけれど、当然2025年の現代を生きる私には、地球に住む以上国家より強い統治権力機構を持っていませんし、なんならホモサピエンスによって運営されているので、当たり前ですが間違ったり、ごまかしたり、都合の悪い事は隠そうとするでしょうし、その対抗策がメディアしかない感じですので、まぁなかなか大変です。
とは言え凄い進化とも言えます。何しろ昔は宗教上の理由で、普通に火あぶりだってあったし、うちの国だと盟神探湯を行っていたわけで、随分な進歩とも言える。
しかし、当たり前ですが、主義主張の違う存在がそれぞれ主張出来る場がある事は重要ですし、それこそ、あなたの主張には反対するが、あなたが主張する権利を守る為なら全力を尽くすという事です。そしてこれが公平性というモノでは無いでしょうか?
それが感情的に出来ないのがホモサピエンスの進化が及ばないところだと思いますし、学習能力の問題なのかも知れません。でも、この学習をしないと滅びるんじゃないかと思いますし、ホモサピエンスの愚かさだけを考えると、まぁ滅んでもいいんじゃないかと思ったりもしますけれど、ホモサピエンスの崇高な部分だけを見ると、凄いなぁとも思います。
この後、どうなったのか・・・
イスラエルに興味のある方にオススメします。

「ワン・バトル・アフター・アナザー」を観ました     One Battle After Another

2025年10月24日 (金) 09:46
https://www.youtube.com/watch?v=-1nsFoDgxDw
ポール・トーマス・アンダーソン監督     ワーナー     ヒューマントラストシネマ渋谷
2025年公開映画/2025年に観た映画   目標52/120   40/103
なかなか劇場に足を運べなかったのですが、このタイミングで。しかし、PTAの新作でディカプリオも出てるのに、もう1日2回とかになってる・・・
リコリス・ピザからぐっと娯楽作品になった、というか、やはりコーエン兄弟は偉大だなと思う、クライムアクションコメディというジャンルになったと思っています。
現代の、でも移民が不当に逮捕監禁されるアメリカ。過激派組織フレンチ75は移民解放運動を行っているのですが・・・というのが冒頭です。
結構スパンの長い話しです。冒頭45分くらいはこの世界の設定を見せてくれますが、仔細な説明ではないので、何とも言い難いのですが、まぁディストピア的アメリカを描写しています。
だからといって過激革命組織の方もなかなかに面倒な感覚もあるのですが、どうやらトマス・ピンチョンの「ヴァイランド」が元ネタになっているようです。それって、過去作に「LAヴァイス」から「インヒアレント・ヴァイス」を撮っているPTA、どんだけトマス・ピンチョン好きなんだ!です。読まなきゃと思いつつ、結構な厚みにたじろいでいますが、これは読もうと思います。
まず出演陣が豪華。ディカプリオにベニチオ・デル・トロ、ショーン・ペンにチェイス・インフィニティ。この中でもチェイス・インフィニティさん、これから人気作にいろいろ出るんだろうな、という予感というか実感がありました。
で、ディカプリオがどんどん「デュード」に見えるんですね。もうまんま、と言ってもイイけど、ここに追加要素としての父親、があります。
相変わらず、ディカプリオの困った、切羽詰まった、けどそれは自分に問題がある、という状況の演技、最高です。もう文句なく最高です。ずっと見ていられます。恰好も薄汚い寝巻姿で、いろいろ子供相手に凄んだりもしますけれど、ボンクラなわけで、デュードな訳です。
このボンクラを助ける、この映画の中の最も信頼できるSENSEIことベニチオ・デル・トロが最高にカッコイイ。
で、この映画は、まぁ普通に笑える作りですし、トマス・ピンチョンを読んだ事が無い無知蒙昧の私だとワカラナイ事がたくさんあるんですけれど、そして観ている時は、ただ、あはは、と笑えるんですけれど、鑑賞後に結構気になった事があります・・・その辺はネタバレありの感想で。
基本的にはめちゃくちゃ楽しくて笑える映画。
それとトマス・ピンチョン、ちゃんと読まなきゃな。
コーエン兄弟作品が好きな方にオススメします。
で、気になるのは、パーフィディア・ビバリーヒルズ、つまり娘のお母さんの人、です。
生粋の、そして血筋的にも、革命家で過激。でも余計なマウントをしてロック・ジョーに執着をかけ、その上、そりゃ人を殺めてしまえば(それまでは、爆弾テロを行ったり、移民の施設を解放したりで、殺人は行っていない)警察も本気にならざるを得ないし、いつまでも反体制側で過激な行動を起こし続けていれば破滅がやってくるのは必然だと思います。
その上、自身の欲望の結果の、子供に対しての行動、父なら今まで掃いて捨てるほど描かれてきましたけれど、母となると難しいですし、なにより、裏切り行為は、なかなかです。つまり保身に走った事になりますし。
もちろん血の繋がりよりも、家族の定義は広いと思いますし、その傾向は強まっていくと思いますが、それにしても、この人の無責任かつ欲望に突き動かされ、責任を負わないの、凄く不快な感じがします。最後に手紙で詫びを入れられても、なかなか受け入れがたいし、娘がまた過激組織に加担してて、程度にもよるとは思いますし、私もなんなら政府や権力の側に違和感を覚えますけれど、そして移民政策や、クリスマス冒険者みたいなヘイト集団には嫌気がさしますけれど、破壊活動で訴えるの、どうなんだろうという気持ちになります・・・
まぁ盛り上がるけどね。
それにディカプリオが拳を振り上げ「Revolution!」と叫ぶのカッコイイけど、うん。
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