井の頭歯科

「ボクたちはみんな大人になれなかった」を観ました

2021年11月26日 (金) 09:38

森義仁監督      Netflix

劇場に映画「ひらいて」(の感想は こちら )を観に行った際に最初の1秒のギターの音を聞いて、とりあえず原作読んでおこう、一応今年の作品なんでみようと思った作品です。

2010年代後半の現代から、作者と思われる主人公が、1990年代くらいの、10代後半くらいの日々を振り返りつつ、テレビ業界の美術やテロップ関係の仕事を垣間見せつつ、SNSを使った誰もが1度はやる行為の1日を語る作品です。

原作は読みました、多分集中すれば2時間で読める本でしたよ。でもそういう事じゃなく、ある曲がかかるなら読んでおかないと、と思った次第。

だいたいにおいて分かる、次に何が来るかも、分かる、その上でこの時期にかかってる、流行ってる曲、テレビ番組、映画あたりの文化の話しも分かる、そしてまぁ男女関係が始まる始まり方なんかもわかるし、どうなっていくのかもわかる話で、なので薄っぺらく感じるんだと思います。既視感だらけ。まぁいわゆる40~50代オジサン接待映画になってます。別に新しい視点も無いし、今までに、古代からずっと繰り返されてきた手法、ノスタルジーです。

1990年くらいまでを振り返る話しで、まぁだいたい原作通りですけれど、結構な改変もあって、多分、今の流行りにしたかったんだろう、というのが透ける感じの取ってつけたオシャレのつもりなんでしょうけれど、その辺は乗れませんでした。

役者さんはみんな頑張っていると思いますが、もう少し活舌がイイと聞き取りやすいんですけれど。

凄く、思い入れのある人、それも小沢健二に思い入れがあり、恋愛に興味がある人に向けられた作品なので、それも業界のチラ見せだったり、ファッションの系譜だったり、凄く表面的な過去のノスタルジーを煽る感じで、正直あまり乗れませんでしたが、まぁあの曲がかかったので、ま、いっか、というのが正直な感想です。

小沢健二が好きな方に、そして2020年代に40歳~50歳の方々に、オススメ致します。

アテンション・プリーズ!

どうでもいいオジサンの勝手な感想ですが(ほとんど全部そうですけど)、以下ネタバレを含みますので、未見の方はご遠慮ください。

すっごくテレビっぽい感じの作りになってると思います。私はエモいの意味がどうしても分からないのですけれど、とにかく、凄くナッツな感覚を肯定的に描いていて、困ったらスローモーションでそれっぽいBGMを流す感じで、PVみたい。でも映像作家はみんな最初はCM作りや短編映画から入ると思うので、それは当然なのかもしれません。

それに小沢健二はまぁ分かるけれど、私もヤラレたけど、それならフリッパーズから始めた方が良かったんじゃ、とかドゥーピーズの宣伝チラシは使うのに、音楽はかけないんだ、とか、凄くペラッペラに薄いし、なんか違う感がありました・・・

文系変わった彼女も、そりゃ掃いて捨てるほどいましたよ、オリーブ少女という名の中でもグラデーションがあったと思うし、文系女子にもいろいろあると思うけど、まぁセックスの話しにもなるんでしょうね・・・

それとゲイといいますか、今でいうLGBTQを流行りで入れるのがちょっと透けすぎてて、もう少し必然性を入れないと。

さらに、スーっていう秘密めいた女が、一緒にカラオケ行ったりしちゃうと、凄く秘密っぽさなくなるし、こういう女もいるんでしょうけれど、有名人にまとわりつくミーハーの中に居るから異質な感じなのに、主人公だけが好かれるってすごく村上春樹っぽい。もう少し上手く出来たと思いますよ。

それにもう少し美人でミステリアスにして欲しかったな。

いくらなんでも小沢ばっかで流石にちょっと。

それとやっぱ原作者のお名前はコレなんですね・・・・だったら、せめてキリンジの曲もかけようよ。 とか、同世代だから厳しく見えるのか、既視感だらけで40後半にもなって20代前半の彼女を引きずってるとか、流石にイタい・・・しかも、そんな俺カッコイイ的で、ちょ、ちょっと・・・とは思うし、20代の頃の彼女を引きずりつつも、ヤル時はヤルんだなってのがリアルでよかった。

ペラッペラの割には感想が長いのが、俺の何となくいろいろな感覚になった、という事でしょう、じゃそれなりに楽しめたんじゃないの、という感覚もあります。

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