先日の日曜日に、私の母校である松本歯科大学の校友会（同窓会のようなものです）の東京都支部、神奈川支部、千葉支部、茨城支部の４つの支部の合同学術講演に行ってきました。諸先輩方にお会いするのも久しぶりです。この日は学術講演の後の懇親会のさらに後にも、インプラントの講演がありまして、非常にある意味対照的な講演でした。
１つ目の講演は名誉教授であられる橋本先生の講演でした。御年９０歳の先生でして、９０分の講演予定が、大幅に延長される熱っぷりでした。いわゆる学術講演というよりは、先生の生い立ちと今までの経歴を拝聴する講演でした。そして懇親会を挟み、２つめの講演はインプラント治療の優位性と難度の見極め、及びインプラント治療のイメージの話しでした。講師の先生は１期卒業の菅井先生で、非常に面白い講演でした。時間はびっくりするほど予定通りの５９分で終了（１時間の予定）。何度も講演を聞きに行っているアメフト部で後輩の寺田先生に聞くと、繰り返し練習するそうです。歯科医院はコンビニよりも多い、とはよく言われますが、実はコンビニよりもずっと昔から（コンビニは歯科医院が生まれるよりも後から出来たものです）多いものです。そして今でも歯科医院はコンビニよりも多いですが、その差は縮まっています。正直データはどう測定しているか？という部分への懐疑性が重要でして、だからこそ鵜呑みに出来ないんですよね。逆の結果を示すデータの集め方だってありますし。メディアの情報の扱い方はとても難しい事の話しも納得でした。これってリテラシーの話しです。そして過当競争とまでいかないまでもサービスの受け手の選択肢が増えるのは良い事のように感じます（もちろん、その分努力が求められるわけです）。
毎年、校友会は京王プラザホテルで行われているのですが、会場がだいたい４７階にあります。綺麗な眺めですが、ちょっと怖いです。
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