井の頭歯科

「銀河ヒッチハイク・ガイド」を読みました

2020年10月16日 (金) 09:11

ダグラス・アダムス著   安原和見訳   河出文庫
今、ちょっと忙しく、なかなか自由な時間がありません・・・
自由な時間は作るモノ、なんでしょうけれど、作れないのが現状なんです・・・もう少しいろいろ決まったらご報告もしなければいけないのですが、ちょっと前に読み終わった本の話しです。
頭が疲れているので、少し緩めたいと思い(注  この疲れている、は個人の見解です 読者の疲れているとは異なる可能性があります)、手に取ったのが、凄くバカバカしい事で有名な、しかし、読んだ事が無かったので古本屋で手に入れた「宇宙ヒッチハイク・ガイド」です。
銀河で出版されていて、しかし辺鄙の星地球では販売されていない、とても有名な、銀河をヒッチハイクする人の必需品のひとつが、バスタオルと共に必要な書籍「銀河ヒッチハイク・ガイド」です。しかし、地球に住んでいるアーサー・デントはその存在を知らないばかりか、自宅が今まさに取り壊される危機に立たされていて・・・というのが冒頭です。
とても、とても、バカバカしいSFなんですけれど、とてもおかしくて笑えます。よくある偽史モノにも似た感じです。それを宇宙規模で行い、且つ、とてもブラックなジョークに満ちています。頭空っぽで読むことは出来なかったですけれど、大変面白おかしく読めたので、リラックスになりました。
今は、とても、バカバカしい事が出来ない時代の空気を感じます。そもそもバカバカしい事をやる自由、というものを許容するのが大人の態度というモノだと思いますけれど。例えば時の権力者を揶揄する事は権力者なのだから受け入れるべきなのでは?と思います。それを閣議決定ってホントにスゴイ時代だと思います・・・
官僚システムって、この様子だと、辺鄙な星・地球だけでなく、宇宙でも、とても一般民にとって幸せをもたらさないけど、無いと大変、という付き合わざるを得ない存在で組織なんだなぁと痛感致します。
銀河ヒッチハイク・ガイドの表紙には、DON’T  PANIC!と表記されています。
私もパニクらないようにしたいです。そして、真理は42!←なんのことだかワカラナイとは思いますけれど、そういう事です。
SFが好きな方にオススメ致します。
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