井の頭歯科

「まったく同じ3人の他人」を見ました

2021年2月3日 (水) 09:24

ティム・ウォードル監督     CNNフィルムズ

インタビュー形式のドキュメンタリー映画です。双子の双子性ってあると思います。似ているというか、そういうのではなく、遺伝子情報が同じだからこその、特異性という事ですが。しかし、もし、幼い頃に引き離されていたら、というもしも、を扱った映画です。

1980年のアメリカの地方都市の大学に19歳で入学したボビー・シャフランは、初めて大学の敷地に足を踏み入れたのに、周囲の人間が非常にフレンドリー、否定的に言うなら馴れ馴れしい態度をいぶかっていると・・・と言うのが冒頭です。

タイトルでネタバレに繋がるので、ここまでは話していいと思いますが、何故かボビーには会った事が無かったにも拘らず双子のエドワード・ガーランドが存在していて、大学で初めて顔を合わせる事になるのです。しかも、そのニュースを見て、さらにもう1人ディビッド・ケルマンがあまりに似ているニュースの双子と会うと、三つ子だったことが分かります。

何故こんな事が起こったのか?についてのドキュメンタリーです。

養子縁組が日本よりは社会に根付いた国や地域の話しです。私は理想的だと思いますが、血族社会で村組織の延長のような、封建的な日本社会にはなじみにくいでしょうね。どんな社会でも利点と欠点がありますけど。保守的というのはある程度の変更や徐々に変化する事を認めるモノだと思いますし定義的にそうなんですけれど。そういう意味では保守的なんじゃなくて封建的(決まり切っていて絶対に価値観が変わらない)なんだと思います日本と言う国家は。養子縁組制度はもう少し広まればいいのに、と思います。

ネタバレは無しの感想ですので、余り踏み込めないのですが、私は少し陰謀論的な匂わせすぎな感じを受けました。シャンパンは、ちょっと記憶というあやふやであいまいで思い込みで改竄出来る、という認識を改めて意識させられます。

そしてなんでもショーアップして消化するアメリカナイズされた80年代の頭悪い感も、同時に意識にあがります。

トリプレッツTripletsと言えば、私には栄光のDallas Cowboys の#8 Troy Aikman #22 Emmitt Smith #88 Michael Irvinの3人の事です。

もう一つ小さなネタバレを含みますが、遺伝子と環境の2つだけで何もかもが決まるわけがないと思います。時と縁や運、与えられた書籍や映画や芸術に触れた回数を含むすべてを環境の一言で表すのはちょっと行き過ぎた二元論だと思います。

双子的なモノに興味のある方(吉野朔実の漫画「ジュリエットの卵」みたいな事です)に、オススメ致します。

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