井の頭歯科

「レゴ@ムービー」を観ました

2014年4月25日 (金) 08:10

フィル・ロード クリストファー・ミラー 監督   ワーナーブラザース

観に行った人が各所で絶賛なので観てきました。正直言ってレゴは昔遊んだ大好きなおもちゃですし、友人の子供にだって勧めているくらい知性を感じさせるおもちゃですが、あくまでおもちゃ、という認識でして、しかも映画化したって子供向けなんじゃないか?と感じていたので割合スルーしていたのですが、あまりに映画をよく見る人々のほぼすべてが大絶賛なので足を運びました。

で、本当に見て良かったです。もう個人的には今年のベストと言ってもいいんじゃないか?とも思ってます。とにかくとてもオススメ出来る素晴らしい作品、大人だけでなく、子供と一緒に観てもらいたい作品です。

すべてがレゴで出来ている、レゴの世界で生きるレゴ人形のエメットは、工事現場で働く、どこにでもいる、割合流されやすいお調子者です。もちろんその自覚はあるものの、何でもマニュアルを頼りに、陽気に楽しく暮らしています。しかし、工事現場にいる不思議な少女ワイルド・ガールと出会って・・・というのが冒頭です。

普通私は映画は字幕派なんですが、吹き替えの方が面白い、ということで吹き替え版を見ましたが、とにかく笑いました。そして笑った後にちゃんと心動かされました。吹き替えのテーマ曲が最高にイカしています、これも字幕では笑えなかった部分ですし、吹き替えの面白さを再確認しました。そういえば再結成したモンティ・パイソンも吹き替えの面白さがあってこそですよね。

視覚的にも面白く(本当に、目に映るすべてがレゴブロックで表現されています!)、それでいて笑いのセンスを感じさせます。レゴだけでできた世界を十二分に楽しめます。確かに、レゴに興味がない、という人もいらっしゃるとは思いますし、子供向けなんじゃないか?と思われる方も多いと思いますが、もちろん子供に向けた映画ではあるものの、大人の鑑賞にも十分耐えられる作りこみをしています。ネタバレはなしでの感想ですが、非常に作りこまれた世界を楽しみました。

レゴ、という自由な組み合わせを楽しむモノを、マニュアルでしか楽しめなくなってしまった(=大人)人にも、発想の自由を楽しむ事の素晴らしさを改めて味わえる作品です。ちょっとだけ言うなら、とてもメタ構造を持たせた作品になっていて、その部分も素晴らしかったです。

1番笑ったのは「3800円です」というセリフです、何が面白いのかを説明するのは難しいのですが、笑いました。

かつて子供だった人、今子供の人、レゴで遊んだ事がある人にオススメ致します。

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