井の頭歯科

「あなた、その川を渡らないで」を観ました

2020年7月21日 (火) 08:52

チン・モヨン監督       アンプラグド

映画好き友人Kくんからオススメされたので。まず自分からは観ないタイプの映画ではありましたが、あまりにいろいろシンクロ率の高い友人なので手に取りました。

韓国のとある田舎町に住む老夫婦、旦那さんは98歳で奥さんが89歳。その仲睦まじい生活を季節を通して密着するドキュメンタリー映画です。

とても美しく、ある種の夫婦の完成形だと思います。私にもそういう意味が理解出来る部分もあります。

多分世界には、物凄く多種多様な「夫婦像」があると思います。その中でもかなり特殊な完成形に近い、と誰もが思う形のひとつだと思います。

そしてもちろんとても共依存関係であり、その事を両者が自覚し、選択している、という部分があってこそ、可能な成り立ちだと思います。

旦那さんの嚥下に問題があって、かなり苦しそうで、もう少し介入出来たらいいのに、とは思います、職業柄。恐らく唾液も厳しい状態での誤嚥性肺炎、と言う感じです。

この作品に感動する人も多いと思う。

そして私にもそういう部分を理解はする事が出来るが、しかし、多くの人がこうはなれないし、また、人間は慣れる生き物で、そして飽きる生き物なんですよね、とか思ってる私には、まぁ無理ですね。

もう少し、背景や人物について、ここに至るまでの話しが欲しいとも思います。ですので、これは共感力が求められる作品、私のとても苦手な部分です。

私には、共感するのには、もっと背景や考え方や歴史や関係性が無いと、共感する事が出来ません。人としてかなり問題がある、とも認識していますけれど、しかし、共感よりも客観性の方が汎用性が高い、とか考えてしまうので、多分無理なんだと思います、人にはそれぞれ特色があるし、取捨選択できない事もありますよね。
それでも、美しい、とは思えます。
水を差すようで、言いにくいんですけれど、でも、この画面に映っている人たちは、頭の何処かで「でも、これ、カメラで撮られているんだな」という感覚が、少しはあると思ってしまったりします。こういう客観性があると、どうしても素直に共感するのが難しいし、人間性に問題があると私は思います、自分の事ですけれど。
普段私がチョイスする映画に興味が無い方に、オススメ致します。
これから2年間ほど、ブログの更新は滞ると思います。とある組織の、とある役職に就く事になりました。かなり責任が重くて、いろいろ能力の足りない私には、趣味の時間を削らないと出来ない仕事になると思いますので。
のんびりと、更新していけたら良いと思います。

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