https://www.youtube.com/watch?v=KgfkthLpeXw
デヴィッド・ゼルナー ネイサン・ゼルナー監督 スクエアペグ U-NEXT
2025年公開映画/2025年に観た映画 目標52/120 46/125
これも見逃していた作品ですが、ついにU-NEXTに来てました!嬉しい。
ジェシー・アイゼンバーグの出演作は最近外せない感覚ですよね?この作品は、しかもライリー・キーオと出演してて・・・絶対面白い可能性が高い奴です。
で、当たり前ですけれど、面白いし、とにかく変わってる。ちょっと観た事が無い種類の映画ですが、スタッフロールの途中に、まじめにネガティブな人が真摯に製作に向き合う事で有名なアリ・アスターさんの名前があってビックリしました。こういう映画とも関わるのか。
ホモサピエンスから見たら恐らく類人猿的な存在であるサスカッチ族の4人の群れを追った作品です。
このサスカッチに名前が付いてなくて、凄く判別が難しいけれど、気性の荒い雄、穏やかな雄(ジェシー・アイゼンバーグ)、気性の荒い雄と仲良しで恐らくまだ子供の雄(監督の片方ネイサン・ゼルナー)、唯一の雌(ライリー・キーオ)の4人(?)です。
もう観ていただくしかないのですが、そして今2025年の12月はコテンラジオでリンカンをやっているのですが、その前史としてのアメリカ開拓の話しが出てきますけれど、本当に、凄く、北米大陸が広くて、ホモサピエンスの人口密度が薄い事が分かります。
そしてだからこそ、もしかしたら未発見の類人猿が居るかも知れない、という発想があるのだと思います。
その未発見の類人猿サスカッチ族から見た自然、そして当然ながらサスカッチ社会があり、意思の疎通や文化があるわけです。
凄く細部まで詰めて考えられてる感覚はあります、社会人類学者ではないからワカラナイ部分もありますけれど、文化については凄く考えられてる。
サスカッチ族の文化、確かに、アレだと、痕跡が残りにくいな、とか、悼むという概念があるな、とか、コミュケーションの方法の意外性、また嫌悪する事に対するアクションの面白さまであって、まるでヒューマンウォッチングの感覚で続きが気になります。生態を知る楽しみみたいなものがあるのです。
さらに景色、風景、自然が凄い上に、そのバックに負けないサスカッチの造形に、素晴らしい音楽がかかる事でちょっとしたマジックがかかっている感じになります。
まず、ライリー・キーオさんの仕事のchoice!そしてそのsense!が恐ろしいです・・・そして目だけでも可愛い。
ジェシー・アイゼンバーグさんのchoice!マジ最高かよ、です。毎回凄い所まで行くなぁ。
恐らく、兄弟監督であろうデヴィッド&ネイサン・ゼルナー監督の今後にも期待したいです、サフディ兄弟監督みたいに片方は役者としても才能あるなんて、今後が気になります。
サスカッチという生き物に興味のある方に、オススメします。
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