https://www.youtube.com/watch?v=YvIJcLYRzls
アレハンドロ・ロハス、ファン・セバスチャン・バスケス監督 松竹 新宿ピカデリー
2025年公開映画/2025年に観た映画 目標52/120 32/83
凄く評判が良いので、観に行きました。
私はパスポートを持っていません、海外渡航経験がありません、だから全然知らない世界や事象を扱っている映画なので、非常に驚かされました。
旅行に出かけるカップル(?もう死語なのか?2人組の男女)がタクシーに乗り込み、パスポートの確認をしているのですが・・・というのが冒頭です。
トランプ第1次政権中の出来事、として描かれていますが、現在はどうなんでしょう・・・そして恐ろしい事に、監督の実体験がベースになっているようです・・・
何も知らないで観に行くのが最も良いので、特に内容には触れません。触れませんが、ある種のサスペンスであり、ブラックなコメディです。切り方はここ最近の映画の中ではベスト。
不条理、とかカフカ的とも言える導入から、絶対的権力の手先となった人の、そして恐らく治安に責任のある国家的権力構造としてはある程度そういうモノなのかも。
本当に、誰に、問題あるのでしょうか・・・
もし、同じような体験をしたければ、銀行でまとまった額の貸付、もしくはローンを組んでみましょう。もう少しソフトにはなるでしょうけれど、恐らく似たような体験は出来ると思います。私もあまり経験が無いけれど、伊藤理沙著「やっちまったよ一戸建て」で描かれています。全然関係ない、と感じる人もいるかも。
しかし最後の曲を選んだの、凄く分かる。めっちゃアメリカ。
サスペンスが好きな方にオススメします。