岡本喜八監督 東宝 U-NEXT
2026年公開映画/2026年に観た映画 目標52/120 1/10
もうあまり時間が無い(かも知れないし、ある種の事実)と思うと、岡本喜八監督作品は出来るだけ観ておこうと思い、処女作を観てみようと。
海辺で男女二人の抱擁シーンに小林桂樹のナレーションで・・・というのが冒頭です。
凄く驚くんですけれど、最初の作品から、岡本喜八は岡本喜八なんですね。
結婚という制度と言いますか、システムについての、社会性とか恋愛とかすべて含んでの、映画。で、ちょっと論理が強めの女性ヤスコ(雪村いづみ)が主人公なんですけれど、群像劇であり、論理強め革新的ヤスコと、その姉で結婚していて子供もいる古典的価値観に揺らぎを覚えているケイコ(新珠美千代)が軸ではありますが、ケイコの夫は大学の教員で教授にはなれていないのですが、その学生辺りも出てきますし、ヤスコの関係で雑誌編集者も出てきます。
さらに、結婚のシステムとしての合理性を高めようとする人や、情緒の部分を強調する人、そしてその中間の何処かを目指してみたり、契約の部分のみ、行使しようとするなど、凄く斬新。2026年に50代の男性がみても、斬新。
まぁ若さって馬鹿さと広義の意味では同義語ですが、決定的な間違いを避けつつも、失敗をしないと学べない事でもありますし、本当に世界は広いので、様々な考え方があるのだな、と思える作品。
それにしても、恋愛とかお見合いとか結婚を題材にしてて、岡本喜八色が出てるの、凄い!1本目でこれ、本当に凄い!!!
そして、まさか出演されてるとは思わなかった仲代達矢さんが出てきて嬉しい驚き、でした。
結婚している人とかしたい人とかして無くても、岡本喜八監督作品が好きな人にオススメします。