井の頭歯科

「イルカの日」を観ました     The Day of the Dolphin

2025年8月22日 (金) 09:01

マイク・ニコルズ監督     日本ヘラルド     U-NEXT
2025年公開映画/2025年に観た映画   目標52/120   29/78
ジョージ・C・スコットが主演していて、しかもかなりの良い作品と聞いていたので、マイリストにずっと入っていたの、このタイミングで。
ジェイク博士(ジョージ・C・スコット)がイルカについて講演しているのが冒頭です。
噂にたがわずな名作でした。
まずイルカの様々な描写が素晴らしく、陰謀と言いますか、悪役の描き方も秀逸。ストーリーも納得で脚本も見事でした。
演者の皆様方も素晴らしく、特に主演のジョージ・C・スコットの存在感、嬉しい、苦しい、を心の底から表現されていて、本当に素晴らしい。みんなが誇りに思いたいアメリカ人を体現している。
ある財団から資金提供をうけてイルカの研究をしているジェイク博士は、財団にも隠してとある実験を行っています。そこでは親が亡くなった子供のイルカにアルファと名付けて、知能を研究しているのですが、このアルファの優秀で、かなりの知能を持ち合わせています。
そのアルファと疑似親子のような関係のジェイクの心の葛藤を描いた作品。もちろんイルカの素晴らしさ、その演出方法も凄いのですが、当時としてはCGも無いし、実際にやるしかないのに、それを全てやってのけるイルカのアルファがまたスゴイ。
今回の悪の描かれ方も、なかなか込み入ってて、その辺の匙加減が絶妙。しかも全く言葉で説明されない感覚があり、当たり前ですが良質な作品を作られていたのだなぁと1973年の映画ですけれど、素晴らしい。アメリカがこういう素晴らしい時代を取り戻す事はもう出来ないのではないか?と思います。
そして、wiki調べですけれど、まぁもちろんそれ以外も調べてしまった後の話しなんですけれど、このジェイク博士にはモデルがいて、そのモデルが、ジョン・カニンガム・リリーなんですね・・・つまり、映画「アルタード・ステイツ/未知への挑戦」で半生が描かれている、あの、ジョン・C・リリーなんです・・・調べればわかります、どういう人なのか。
このリンクも、私にはアメリカの混沌さを感じます。イルカの日もアルタード・ステイツも面白い映画ではあるモノの、全くの別物。それをどう感じるかは観た人次第だと思いますけれど、私はまさに、USAを観た気がしました。
とにかく、アルファこと、ファがカワイイ!!!!!!!何と言いますか、まさに子供を感じるのです。けなげなんです、無垢でイノセンスなんです。猫原理主義者(猫を最も尊い存在だとしている人 ただしだからと言って多の動物を下げているわけではなく、あくまで好みとして猫原理主義 もちろん ホモサピエンスは下等な生き物)なんですけれど、一瞬、イルカ原理主義の人とも分かり合えるのではないか?と思いました。
凄く苦い結末なんだけれど、それを含めて素晴らしい傑作。
生き物が好きな方のオススメします。

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