藤野知明著 文藝春秋
2024年公開のドキュメンタリー映画「どうすればよかったか?」の補完書籍です。映画は本当に凄い映画でしたし、とても考えさせられる映画だったのですが、正直、もう少し情報も欲しいと思いましたが、その補完になる書籍。
読んでいただくしかありませんが、私も精神疾患、という病名の区分に違和感を感じます。もちろん藤野監督に指摘されるまで考えてはいませんでしたけれど、ぼんやりとは理解していたような気がします。恐らく、この問題の発生、もっとはっきり言えばフロイトの功罪によるものではないか?とは思いますが、恐らく、脳疾患のひとつ、という区分で問題ないと思います。
監督として、恐らく今後、さらに厳しい道を歩まれる気もしますし、映像監督の中でも、特に、ドキュメンタリー監督は厳しい環境にあると思います。
そしてエンターテイメント、もっと言うと面白味、笑い、のような感情の上昇を、気分の高揚を、それだけを安易に求める世界になるであろう世界で、興味深い、とか考えさせられる、という愉しみは、忌避される、は言い過ぎだとしても、避けられる傾向にあるでしょうから、です。
しかし、家族という檻、本当に強固過ぎる。絶対に、遺伝子的にも、鎖としても、関係性としても、逃れられない。恐ろしい、と思わない人は幸せなんだろう。私はとても恐ろしいです。
お姉さんの、ピースサイン。
何かのイベント参加された後、片足を挙げてピースサインをするのですが、本当に印象深いです。綺麗とかカワイイとかももちろんあるのですが、生命が自らの意思を持って行動している、精神的な発露としてのピース、に見えるのが神々しい。
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