ダンカン・ジョーンズ監督 ソニーピクチャーズ U-NEXT
2025年公開映画/2025年に観た映画 目標52/120 29/79
いつか観なければ、と思いつつ、なんか見逃していたので。
髪の毛も髭も伸び放題の男が月面基地で働いているのですが・・・というのが冒頭です。
サム・ロックウェル!最高。そしてダンカン・ジョーンズ監督作品初めてと思いきや、「ミッション:8ミニッツ」を観ていました。なるほど、作家性ある方ですし、そのベクトルが好きな方角!
ほぼ1人の人間の話しなんですけれど、何と言いますか、SFと書いて少し不思議と読ませる、藤子・F・不二雄先生の短編みたいな話なんです。
そして、結末について、まぁ経過もなんですけれど、私はもっと、な感覚がありました。その辺はネタバレありの所で。
サム・ロックウェルの、目の演技、キャラクターの見せ方、その演出含めて、とても素晴らしかった。そして同じくらい好きになったのが、ガーディーです。
ガーディーは恐らくAIでしょうし、まぁロボットというかマザーコンピューター的な、月面基地の全てを司る機械です。その機械が、ある種の個性を持っているわけで、そこに痺れる憧れる、です。もちろん声を演じているのが、大好きなケヴィン・スペイシーだからももちろんありますけど。
恐らく、CGはあまり使っていないと思います、それよりもミニュチュア、つまり特撮に力を入れていて、それが正解だったと思います。
何も知らずに観て欲しい傑作。
SFが好きな方、孤独に対しての恐怖や憧れがある方に、オススメします。
ここからはネタバレありの感想です。
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最近観た作品「ミッキー17」がまさにクローンの話しでしたけれど、まぁ、つまりクローンなんです。でもその事が分かるまでに、何が現実なのか?非常に危うい場面があり、こういうの非常に好ましく感じます。日本だとまさに今敏監督のやっている事です。
そして私の考える結末は、もう1名の男を起こさず、地球行きのヘリウムロケットに乗り込むのではなく、全てを理解し、そして寿命も3年である事も理解した上で、まずはクローンの消去、です。そして救命艇の乗組員に対してガーディーと協力して、今後の対応を話し合い、クローンの消去の手伝い、そして自分が3年の寿命を全うするまでは仕事を続けるが、その後は月面工場を壊してしまうでしょうね。自分の墓標にしてしまうんじゃないかな。すべてを知った上で死を受け入れてくれてたら、もっと面白かった気がしました。
映画の結末だと、旅行してても3年後には・・・となってしまいそうで。