井の頭歯科

「鬼滅の刃 無限城編第一章猗窩座再来」を観ました

2025年10月21日 (火) 09:26
外崎春雄監督     東宝     吉祥寺オデヲン
2025年公開映画/2025年に観た映画   目標52/120   39/102
いつものごとく、今観ておいた方が良いですよ、と映画友人数名に勧められたので、観ました。ですが、どうしても、地雷臭、私には合わないのでは、と思っていたので、というか前作もそうだった橋田寿賀子メソッドなので、行間が無い、というか完全に埋めに来ている作品スタイル≒お子様向け作品なのですが、まぁ今回もそうです。
アテンション・プリーズ!
ここからは、日本映画の興行収入ランク1位という作品に対しての批判でして、どう考えても私に問題があるのですが、まぁあまり熱も無いので、どう感じたかくらいの感覚を、ネタバレというか、観たままの感想です、良く知らないで観に行く私が悪いのですが。
なので不快な言葉が続く可能性があり、そんなものをネット上に晒す事に意味は無いのですが、備忘録なので。
この映画が好きな人は読まないでください。
誰の感想もその人のモノなので、という生暖かいまなざしで・・・
以前の映画から話しが進んでいました、ルイス・ウェインのネコの人の話しです・・・今回は凄くインセプション的な世界での戦いです。もうずっと戦い。3回あります・・・まず、いくら何でも長すぎる。
そして同じ構造(まず過去回想があってそのキャラクターの生い立ち説明して、戦、終わったら何故悪の鬼側になったのか?の説明回想をして、次の戦いになる)が繰り返されるので、大変に長く感じさせます・・・その辺の工夫が無い。これ映画じゃなくてテレビアニメーションをやっているのではないでしょうか?
それと、この原作の人の発明で、目に鬼の強さのランクが書いてある、って本当に凄いです。誰が見ても、分かる様になっている!親切設計!
それと、まぁとにかく誰もが、泣いています。感情表現として、の泣く、の種類ももう少しいろいろあっても良いとは思うのですが、とにかく凄い泣きますね。
そして、ついに、女性のキャラクターの目に華が来ました、凄い・・・
基本的に勧善懲悪で、深みという感覚がない・・・悪の鬼の側にも、その人なりの出来事があるのは理解しましたが、凄く浅く感じてしまいました・・・
つまり総じて物語の深みを感じなかったですが、こういう作品が子供、つまり初めての人には良いでしょうね。
後名前の漢字が中二病過ぎる。映画の題字も凄いなぁ・・・
あと、この映画を褒めている人たちの結構な割合で「絵が凄い」が解像度が低い話しに聞こえていたのですが、確かに絵が凄いは言いたくなるくらいアニメーションにお金がかかっています。凄く単純に、お金がかかっています。
恐らくアニメーション作品って書き手、それも水準が高い人をどれだけ集められるか?で画面のクオリティが決まるし、資金には限度があるので、ある程度のラインを引いていると思いますが、そのラインが想像の上を行っているから、絵が凄いになるんだと思います。これは新海誠もびっくりな背景の緻密さ、きめ細かさ、です。
でも、その動き、きめ細かさ、に耐えられる背景とかキャラクター造形じゃない気もしますけど・・・
とにかく話しがダメだとどうしても熱がなくなってしまうのが私の特徴みたいです・・・愛の無い発言になってしまいすみません・・・
凄い表現だと思ったのは、相変わらず、目に強さランクが書いてあり、また女性に華の瞳孔が現れたの(原作者さんは恐らく女性、もしくは女性的な感覚の持ち主だと想像します、そういう表現にてらいが無い)と、悲しいだか寂しいの匂いがする、的な発言があったのと、目が6こある人がいた、という辺りです。
流石に3回繰り返されると、うん、その人も、元はいい人だったんだろうね、と思われてしまうのでは?とは思いましたけど、私がひねくれているからだと思います。
興行輸入が良いのは本当に凄い事なのですが、私にはお子様向け作品の、凄くお金をかけた版、です。だからこそ、絵が凄いし声優が豪華だし、宣伝も何もかも、お金をかけているから。人気があるから。
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